読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

食べる 描く 読む 女

よく食べ、よく描き、ほどほどに読み、たっぷり眠る動物好きなOLの日記

仕事と本

日々
退職に向けて準備を進めているのだけど、今日営業先で特によくしてもらった担当の方に早めに退職の旨を伝えた。「本当によくしてもらったから、とてもショックです」という言葉をいただいて、鼻の奥がツンとした。こっちのセリフですよ、という感じだったから。
この仕事をしてなかったら出会うことがなかった人たちと出会ってきたのだなぁと、改めて思う。性別も年齢も関係なく、「この人面白いな」という人たちと。(もちろんその反対もあるけど。)
1日のほとんど仕事のことを考えて、でもそれが嫌いじゃなかったんだろうなと気づく。新しい職場でも頑張ろうという気持ちと、今まで築き上げたもののいくつかを、そのまま継続していきたいという思いが行ったり来たりする。「あの人元気かな?」ってふと思い出してもらえるような人になりたいな。

…話は変わって、そんな仕事とは関係のない本を読んだ。

蜜のあわれ

蜜のあわれ

結局映画は見れず、取り急ぎ本で済ます。高校生くらいだったら、ものすごく好きな世界観だったなぁと思う。基本的に人物のセリフのみで構成されていて、どんなことが起きているのかわからないぶん余計生々しくてエロティックだ。

ワイルド・スワン(上) (講談社文庫)

ワイルド・スワン(上) (講談社文庫)

ワイルド・スワン(中) (講談社文庫)

ワイルド・スワン(中) (講談社文庫)

ワイルド・スワン(下) (講談社文庫)

ワイルド・スワン(下) (講談社文庫)

ようやっと読み終わった。めちゃめちゃ重たかったけど、とても面白かった。そして同じくらい恐ろしかった。本を読んでいて鳥肌が止まらなかったのは、生まれて初めてだった。テレビでたまたま文化大革命のニュースを見て気になって、父親に良い本はないか聞いたところ、すすめられたのがこの本。
あまりにも理不尽で、私の知っている残酷なフィクションを寄せ集めても比べものにならないくらい酷い。酷すぎて途中涙が出た。
人間はどこまで残酷になれるのだろう?